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会津から日本一を!

活動報告

2025.08.27
結果報告

「諦めたら終わり」-東北大会に刻んだ2つの物語

8月23日、宮城県総合運動公園キューアンドエースタジアムみやぎで開催された「第52回東北総合スポーツ大会陸上競技 兼 第56回東北陸上競技選手権 兼 第110回日本陸上競技選手権大会東北地区予選会」に当クラブから小畠翼選手と伊藤亜久里選手が出場しました。

 

 

男子10000mは朝9時50分スタート。気温は既に30度を超える灼熱のレースとなりました。暑さからか、序盤は、ペースがなかなか上がらず、大集団でレースは進みました。レースが大きく動いたのは5000m。優勝した選手が仕掛けると一気に集団が縦長となりました。

 

小畠選手も反応するかと思われましたが、このタイミングでは一旦2位集団に留まりました。しかし、6000mを過ぎたあたりで集団から抜け出し、単独2位に浮上。その後はじわじわと後続を引き離し、見事準優勝を果たしました。

 

小畠選手にとって、東北選手権での表彰台は長年の目標の1つでした。4位で表彰台を逃した年、福島県選手権で敗退した年、東北大会での表彰台はもう無理だと諦めそうになることも多くあったそうです。それでも何度も挑戦し続けた結果、ついに掴み取った表彰台でした。

 

 

一方で、伊藤選手は、今回が初めての東北大会でした。レース直前に体調不良があり、万全の状態ではありませんでしたが、各県大会を勝ち抜いたライバル達に食らいつき、善戦を見せました。

 

実は伊藤選手、全会津大会では県選手権の標準記録をわずか3秒上回り、ギリギリで出場権を獲得。その県選手権では、ジャイアントキリングともいえる快走を披露し、見事に東北大会への切符を手にしました。
もし、全会津大会であと3秒遅ければ、東北大会はおろか県選手権にも出場することができませんでした。全会津大会での最後まで諦めない走りが、東北大会まで繋がりました。まさに、わずか数秒が運命を大きく左右した瞬間だったと言えるでしょう。

 

 

長い年月をかけて夢を追い続けた小畠選手と、一瞬の勝負で道を切り拓いた伊藤選手。それぞれ角度は違いますが、2人に共通するのは、「最後まで諦めなかった」ということ。
「もう無理かもしれない」と思った瞬間こそが、踏ん張りどころ。諦めない姿勢が、未来への扉を切り拓きました。

 

諦めなければ、何が起こるか分かりません。
その先に待っているのは、思い描いていた未来かもしれないし、想像すらしなかった景色かもしれません。

 

「諦めたら終わり」

その言葉を、2人はまさに体現してくれました。

 

小畠選手、伊藤選手、それぞれ挑戦はまだ始まったばかりです。
今回のレースは、ゴールではなく新たなスタート地点。今回の経験を糧に、さらなる飛躍を期待しております。

 

今後とも、すみれプロジェクトの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

最後になりますが、たくさんの応援、誠にありがとうございました。

 

 

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